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2017/05/18
ポイントカード作成

見た目のいいポイントカードの作成 ~オフセット印刷編

こんにちわ、オフセット印刷課のHです。

せっかくポイントカードを作成するんですから、きれいなカードや
インパクトのあるカードなど、もらったお客さんに喜んでもらえるようなカードにしたいですよね。
そのためにはやっぱり見た目は大切だと思うわけです。

そこで今回は、オフセット印刷における色について書いていきたいと思います。
オフセット印刷は「カラー印刷」と「特色印刷」の2つに大きく分けることが出来ます。
では、それぞれどんなものなのか説明していきます。

ポイントカードの作成 ~カラー印刷とは

カラー印刷というのはシアン(藍)マゼンタ(紅)イエロー(黄)という「色の3原色」にブラック(墨)
を加えた4色のインキを使用する印刷です。プロセスカラーと呼ばれます。
それぞれの色で細かな点の集合(網点)を印刷し、4色の網点の大きさや掛け合わせ具合を変えることで
多彩な色の表現を行うことが出来ます。
写真などを印刷で表現する場合はカラー印刷で行われます。
雑誌や新聞のチラシなどのカラー部分を倍率の高いルーペで見ると網点の掛け合わせで
表現されていることが分かると思います。

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簡単に説明すると「藍と黄を混ぜると緑」「藍と紅を混ぜると紫」「紅と黄を混ぜるとオレンジ」という
絵の具を混ぜて色を作るのと原理は同じですが、実際にインキを混ぜ合わせているわけではなく
色のフィルムを重ねていくという感じですね。

ポイントカードの作成 ~特色印刷とは

カラー印刷は聞いたことがあるけど、特色印刷って何?という方は多いかもしれません。
特色というのはその名の通り「特別な色」のことです。
プロセスカラーでは再現できない色を表現するために色々なインキをあらかじめ混ぜて
指定された色を作成し、印刷します。
「カラー印刷でどんな色でも出せるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、金や銀、蛍光色などは
カラー印刷では表現できませんし、「うちのロゴマークの色はこの色じゃないと困る」という場合、
カラー印刷の網点掛け合わせでは再現できない色もあるためです。
その時使用するインキは「シアン」「マゼンタ」「イエロー」「ブラック」の他に「金」「銀」や「蛍光系のインキ」、
「草(きれいな緑)」、「金赤(明るい赤)」、「紫」、「群青」や、薄い色を作るための「メジウム(透明のインキ)」
などを混ぜ合わせて作ります。

そして、「どのインキと、どのインキを何グラム混ぜてその色を作ったか」というデータ(レシピ)は残しておきます。
そうすることで次に同じ色の指示が来た時、そのデータを見ることで同じ色が簡単に再現できます。

ポイントカードの作成 ~色の指定

印刷してほしい色がある場合、「この色でお願いします」と指定するのですが、
色の指定といってもどう指定すればいいのでしょうか?
青色だったとしても「赤みのある青」や「パステルカラーの青」や「緑っぽい青」など、
それこそ無限にある青色から1つの色を正確に伝えるのはほぼ無理ですよね。
そこで使用されるのが「色見本帳」といわれるものです。
「DIC」や「PANTONE」というメーカーが出しているものがよく使われます。

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この写真のものはほんの1部なので実際はもっとたくさんの色見本帳があります。
その中から印刷したい色を探してその色を「DICの○○○番」とか「PANTONEの○○○番」
と指定することで、どこの誰が見ても同じ色を認識することができます。

ポイントカードの作成 ~カラー印刷と特色印刷の使い分け

カラー印刷にも特色印刷にもそれぞれ良い点があるので使い分けることが重要です。
カラー印刷は、「4色のインキで多彩な色の表現が出来る」「カラー写真の印刷」などの利点がありますが
「色が濁る」「文字や図形なども網点で表現するのでシャープさに欠ける」などの欠点もあります。
特色印刷は「指定した色を表現しやすい」「文字や図形などがシャープに印刷できる」
などの利点がありますが、「色数を増やすとそれだけ版もインキも必要になりコストがかかる」
などの欠点もあります。

2つの印刷を上手に使い分けることで満足のいくポイントカードが作成できるのではないでしょうか。

 

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