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2017/02/27
ポイントカード作成

新人と覚えるシルク印刷~ちょっと長い良品のチェック項目~

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【ポイントカード作成における良品のチェック項目】

こんにちは。シルク課の新人です。
商品ができる工程で、食品でもそうですが、その商品がどうチェックされているのか気になったりします。(しない方はすいません。)
今回はその商品をどのようにして良品だと判断しているか?ということを私が所属している部門にはなりますが書いていこうと思います。
※この内容を見るにおいて大前提として、基本的に一枚の印刷用紙に複数枚のカードが印刷されます。
ポイントカード作成における良品とは?
基本的なことになりますが、製造から検品までを終え、商品としてお客様の元へ届いても問題ない状態のことを言います。
では私が所属しているシルク課でのここに書くことが全てではないですが、いくつかチェック基準を書いていこうと思います。
1見当ズレ
2ピンホール
3汚れ
4色ムラ

5お客様のご要望通りに色が出ているか

ポイントカード作成注意点① 見当ズレ

印刷の際に目印となるトンボといわれるところに版を合わせて印刷を行うのですが、このトンボと版の位置合わせがしっかりとできていないと、1色目に入れていた色と2色目を入れるときの目印のトンボがずれ本来色がないといけない場所から全体的にずれてしまいます。
これは色が入っている状態での2色目の時も同じであり、1色目を決められた位置で印刷をしていないと、そのあと印刷する2色目以降がずれている状態になるのでいついかなるときも注意が必要です。
この1色目の時、紙は白色ですので、ずれてしまうことにより印刷用紙の白色が見えてしまうなど様々な弊害が起き、不良品になります。
その為、版を合わせるときにしっかりと合わせつつ初物検査(最初のロットの印刷物)でズレがないかなどを確認する必要があります。
重ねる色が増えていくごとに、よりしっかりとあわせないといけないのと、版を拭くごとに伸びが変わるなどデリケートな部分もあるので気にする個所も増えていきます。
※サインパネルなど合わせる時に柄と合わせないといけないものもあり、必ずトンボでやるわけではないですが基本的にはトンボに合わせて印刷します。

ポイントカード作成注意点② ピンホール

ピンホールと聞くと小さい穴を思い浮かべるかと思いますがその通りです。
版と呼ばれるものを使ってシルクスクリーン印刷は行われますが、その版の中に小さい穴があいているときがあります。
これが出てしまうと全ての印刷用紙にピンホールが発生しその部分のポイントカードが不良になってしまいます。
このピンホールを初物検査で見つけ不良品防止につなげていきます。事前に版をチェックしていますが、人間ですので見落としがある場合もあるので、ダブルチェックをしっかり行います。

ポイントカード作成注意点③ 汚れ

主にホコリ、手垢などのデザインに影響する物で、例えば版にホコリがデザイン部分に付着してしまった場合、その印刷用紙でそのホコリが取れれば次の用紙は問題ないのですが、そのまま付着し続けた場合その部分はインクが乗らないなど不良として扱われることになります。
100%つかないようにすることは不可能なので、早期に発見し、不良に対処しています。

ポイントカード作成注意点④ 色ムラ

これは難しく書くとややこしいかもしれないので、やわらかく書くと、色を塗ったときに、
本来であれば塗った場所はすべて同じ色じゃないと問題があるのですが、この印刷された用紙の色が一部同じでなく、クスミがあったり色が違っていたりすることを色ムラといい、こちらも初物検査の時点で対処しなければいけないことです。
初物検査時確認しなければいけないことは多くありますが、チェックを怠らないことにより良い製品を製造することができますね。

ポイントカード作成注意点⑤
お客様のご要望通り色が出ているか

これは当たり前なことなのですが、原色という、業者様が販売している色を買ったとします。
赤を買ったとしたらその赤を印刷時にそのまま他の色と配合することなく使うことを原色で印刷するといいます。
この原色での印刷であれば色ムラ等を気にすればそのまま色がちゃんとできているので問題ないですが、たとえ話でいいますと、明るい赤色をお客様が希望されたとして、明るい赤色は私も作った際にどれを混ぜて使うか悩んだのですが、使っているインクが赤の中で黒が強く出ていてこの黒味を取ってあげないと明るく見えないということで試行錯誤しました。
そうして違う色を混ぜて完成させるのですが、手刷りという形で自分の手で色を確認して、確かめた後に機械にかけていくのですが、自分の手と機械ではやはり色がどうしても違い、手刷りがOKだからといって機械で印刷したら違うということがあるので、機械にかけての色見、それがOKであれば印刷していくという形で、お客様の要望に応えれるように注意しています。(ラミネート加工をすると色がまた変わるので予め予測等してはいますが、色の変化が大きい色についてはラミネート加工をしてチェックしてから印刷を開始することもあります)

他にも印刷する種類によって気にしないといけない部分は多いのですが、共通して行われる部分としては以上になります。
気にするところはたくさんありますが、よりよいものをお届けするべく日々努力しております!

当社でポイントカード作成等ご依頼を考えておられる方はこちらのページを参照のうえご連絡ください。お待ちしております。

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